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SEASON2第2回「創業に必要な数字のいろは」セミナーレポート

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SEASON2第2回「創業に必要な数字のいろは」セミナーレポート

SEASON2第2回「創業に必要な数字のいろは」セミナーレポート

2017年1月28日、むすぶしごとLAB.SEASON2の第2回セミナー「創業に必要な数字のいろは」が行われました。

どんなに小さな事業であっても事業運営に数字の知識は必ず必要。今回は、創業した際の売り上げ予測や収支計画の立て方、損益計算書についての理解を深めていきました。

 

講師について

今回の講師は、SEASON1に引き続き、税理士法人優貴会 小山本部 所長税理士の松井良一氏

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松井良一(まつい・りょういち)

1993年 栃木県立真岡高校卒業/2002年 白鴎大学大学院 修了/2004年 株式会社宮崎会計事務所 入所/2004年 公認会計士齋藤暁事務所 入所/2006年 関東信越税理士会下館支部 税理士/2013年 関東信越税理士会栃木支部税理士

 

重要な内容なので、SEASON2でも開催

松井氏を講師に迎えた経理のセミナーは、SEASON1でも一度行いました。しかし、経理・会計・財務に関する知識は、会社や店舗を運営する上で確実に知っておきたいものなので、SEASON2でも改めて行いました。

ここで学んだ内容は、事業運営に関するお金の知識の「入口」にあたる部分。初めての方にも理解しやすいように、松井氏が詳しいテキストを使い丁寧に解説しながらセミナーが進められました。

入口の部分とはいえ、一度聞いただけですべてを理解するのは難しいですが、まずは全容を把握するだけでも、新規創業や店舗経営の中で大きく役立つと思います。
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セミナーの中で、松井氏は「経理や決済作業に関して、会計事務所に丸投げしてしまうよりは、自分でやってみるのがお勧めです。」とおっしゃっていました。なぜかというと、自分で経理作業を行うことで、経営に関わるお金の動きをきちんと把握することができるからだそうです。

今期はどれぐらい利益が上がっているか、来期は儲かりそうか、利益の高い販売先はどこか、どの商品が儲かっているか、などが可視化されることで、将来に向けての経営戦略をつくることができる。

将来の見通しを立てることができるのなら、ぜひ自分で経理や決済作業を行いたいですね。
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また、経理や財務を考えていくと、意識することになるのが「節税」。これについて対策するときの注意もありました。

法律に基づいて適正な処理を行う節税は問題ないですが、「過度にやりすぎて国税局に喧嘩を売るような行為は、後で自分の首を絞めるようなことになります。」とのこと。

適正な申告・節税を心掛けたいですね。

まとめ

今回のセミナーでは、松井氏の解説で、経理・会計・財務に関する知識の「入口」の部分について学んでいきました。

一度話を聴いただけでは、きちんと理解するのは難しい内容だったかもしれませんが、実践しながら確実に習得していっていただければと思います。

(取材・撮影・レポート:佐野匠)